2020年8月17日月曜日

ドイツ・ダルムシュタットで銀行口座を開設する

event_note8月 17, 2020 editBy Alban forumNo comments


初めに 

現金を引き出す分には日本の口座からでも良いかもしれませんが、ドイツでは家賃を払ったり、車を借りたり、保険に入るにも、 ドイツでの口座が必要になります。  

初めに入居した大学のゲストハウスの家賃振込口座が Sparkasseだったので、そこで口座を開設しました。 Sparkasseという名前はドイツでもあちらこちらにありますが、 地域によって会社が異なるようです。支店というわけでは無いのでしょうか。 ダルムシュタットにあるのは、Sparkasse Darmstadtです。街の中心、LuisenPlatzにあるので、すぐわかると思います。

Darmstadtには他にもPostbank、Commerzbankなど他の銀行がありますが、短期滞在者・ビザのまだ降りていない外国人でも口座を開設できるのはSparkasseだけだと思います。デメリットとしては、口座維持費がかかることです。自分がいた頃は月に6ユーロでした。学生ビザだとこれは無料になるようです。今、HPで確認したら月に7.5ユーロになっていました(2020年8月)。


手続きの予約 

ドイツでは何事も予約が必要なことが多いです。電話やメールでも予約可能とは書いてありますが、電話には誰も出ないし、メールしてもほとんど返ってきません。

店舗に行って予約を取るのが一番確実です。店舗に入って中央にあるInformationのようなところに並び、 口座開設したいと伝えると、予約を取ることができます。

自分の場合、運が良かったのかそのまま担当者の所に案内されましたが、手続きを始めようとしたら、結局時間が無いと言い出され、 次の日の朝に予約となりました。  


開設手続き 

予約時間の朝9時半にまたInformationに行き、この人に予約を取っていると伝えると、ほどなく担当者が呼びに来てくれました。 いわゆるカウンターではなく、個室のような所に通されて、 コーヒーかお水はいかが?と。ドイツに来て初めてそんなこと聞かれました!  

ドイツ語が必要と心配していましたが、銀行の場合はほぼ英語でOKです。初めに、個人向け業務を基盤にする銀行の形態について紹介されましたが、 難しくてさっぱりわからず。 口座の種類だけは何とか理解し、さしあたり必要な Girokonto(普通の口座)を開設しました。

口座の種類としては、普通口座(Girokonto)、貯蓄口座(Sparkonto)、閉鎖口座(Sperrkonto)の3種類がありますが、振り込み、クレジットカード・デビットカードの引き落としに使えるのはGirokontoです。特にドイツではデビットカード(EC karte)がとても便利です。

なお、学生ビザの場合、別途Sperrkontoを開設し、生活費用の証明が必要なことが多いようですが、それはまた別の記事で紹介します。

口座開設に必要な書類はパスポートと住民登録の書類です。Online-BankingとKreditkarteも申し込みました。  


開設その後 

開設の手続きをしてから5日後くらいにカードのPINコードが、 その3日後くらいにカードが送られてきました。 クレジットカードも同じようにPINとカードが別便で。特に書留ではなく普通郵便で届くのには驚きました。きちんとポストを確認して、届かない場合はすぐに連絡しないといけないですね。
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